◆先進医療とは
健康保険の対象とならない「先端医療(技術)」の事です。
厚生労働省が承認し、2013年1月時点で105種類が認定されています。
(詳細は厚生労働省のHPに載っています)
先進医療は常時入れ替わります。
先端技術ですので治療種類に応じて、「治る可能性が高い」「体への負担が軽い」「治療日数が短くてすむ」などのメリットがありますが、健康保険が利きませんので、治療費が高い点が難点です。
■先進医療の費用(一部抜粋)
先進医療技術名 |
適応症 |
技術料
(全額自己負担) |
悪性腫瘍による粒子線治療 |
頭頚部腫瘍、肺がん、
肝がん、前立腺がんなど |
288万3,000円 |
固形ガンに対する
重粒子線治療 |
頭頚部腫瘍、肺がん、
すい臓がん、子宮がんなど |
314万円 |
活性化自己リンパ球
移入療法 |
ガン性の胸水または腹水 |
12万6,700円
(1回につき) |
胸腔鏡下肺表面
レーザー凝固治療 |
肺疾患など |
48万9,800円 |
腹腔鏡下前立腺摘除術 |
前立腺がん |
54万700円 |
(2008年6月時点)
※上記は特別技術料です。これ以外の診察・検査・投薬など通常の治療は公的医療保険の対象となり、別途、自己負担分の医療費がかかります。
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